公費約4億円投じた施設の“閉館”を一方的に発表…運営会社が破産申請、負債総額5000万円

福岡県東峰村で複合施設を運営していた小石原ドットコムが、13日に福岡地方裁判所に破産申請したことがわかりました。負債総額は約5000万円です。

◆資金繰りに窮し破産申請…公費約4億円の行方は
民間の調査会社・東京商工リサーチによりますと、宿泊施設の経営やコールセンター業務などを行う「小石原ドットコム」は、13日、福岡地方裁判所に破産申請を行いました。負債総額は約5000万円にのぼるということです。小石原ドットコムは、福岡県東峰村の複合施設「アクアクレタ小石原」を運営していましたが、今月10日にホームページ上で閉館を発表しました。この施設は、村が廃校となった小学校を約4億円かけて改修したもので2021年から3年間は無償提供、今年4月から月10万円の賃料を支払う予定でした。小石原ドットコムの代理人弁護士は「資金繰りに窮し事業継続が困難となった」と説明しています。

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